手術当日(腹腔鏡:臍ヘルニア・卵巣腫瘍)

■今日の予定

9時から手術
腹腔鏡で臍ヘルニアと卵巣腫瘍の手術
傷はヘソとへそ下に5㎜が2、3箇所の予定。
 
朝、6時ごろ起床。隣のケンカ上等ばあさんが深夜も煌々と照明点けてて何度か目覚めたが良く寝た感ある。
 
手術は9時から。30分前には夫も到着。手術用パンツと血栓予防靴下(キツキツ)、手術着を着て準備完了。
歩いて手術室へ。給食当番みたいな帽子も装着。雰囲気出てきた…
見慣れない機材に囲まれて気持ちが高揚する。
人も多く10人くらい?外科と産婦人科のダブル手術だから多いのかな?
 
 
取り間違え防ぐ為なのか今日の手術の内容言うように言われる。
「臍ヘルニアと右側の卵巣腫瘍を腫瘍のみ取ります」(腫瘍?嚢腫?どっちだろうと毎回思う)
 
手術室に入り、ベットに横になり、手足縛られる。
手の甲に点滴入れる。(いつも手の甲。何度も失敗)
酸素マスクつける(こわい)
 
「こんにちは。麻酔で気持ちよ〜くなりますからね。大丈夫ですよ。」
『はあ、気持ちいいんですか〜』
「そうです。お酒飲んだみたいに。手から薬入れますね〜。お酒は飲みますか?」
『うわー手がしびれてきました。飲みますよ。』
「痺れるのは大丈夫!なに好きですか?」
『ビール好きです。黒ラベルが。』
「おおーつうですね〜」「さすが〜」(みんなで一丸となってチヤホヤ)
『ウフフ。あ、今度は脳みそも痺れてきました。寝ますね。』ガク
 
〜手術中〜
 
はーいおはようございます!トントン!
『眠い…もっと寝たいです…』
「ああ!よかったです!」
 
医師が後輩に解説してた。
「術前にリラックスしてもらうと麻酔も気持ちよくかかるんだよ。リップサービス大丈夫よ!」(声デカすぎ聞こえてるし…と言いたいけど眠すぎて喋るの面倒…)
 
そのままガラガラと病室まで運ばれて自分ベットへ帰還。
体動かすとお腹めっちゃいたたたたたー!
 
口には酸素マスクでスカースカー
足はなんか謎のポンプでプシュプシュマッサージ
点滴もつけたまま。
おしっこの管はもうついてないけど、その後遺症かすごくトイレに行きたい気がする…。
 
『トイレに行きたい気がします…』
すると看護師さん、まだ移動ムリなんですよ…と、しびんにします?と聞かれたが絶対嫌で「オムツでお願い致します〜」とお願い。どでかいアテントパンツを装着してくれた。ワーン!
 
看護師さん「1時間半後にまたきますね。何か異変を感じたらすぐナースコールをしてくださいね。」とボタンを持たせてくれた。
 
なんか腰痛いけどお腹痛いしお尻痛いし…
でも体制あまりかえられないし、
酸素マスク苦しいし…。地獄の1時間半。
10分が1時間に感じる…。
夫は椅子に座って寝てる。
 
1時間半後に機械は取れて点滴だけになった。
トイレにも行ってよしだけど、お腹痛くて…。
フラッフラ。へっぴりごし。
体をベットで動かすのも辛い。
お腹全体が痛すぎる。
しかもアテントのまんまだったから脱ぎ方わからんくて、大変だったわ!
死にそうになりながらマイパンツに履き替える。
しかし術後でもパンツの履き替えなんとかできる腹腔鏡てすごいな〜。
 
腹腔鏡手術だから、楽でしたよ。とよく聞くけど…普通の開腹手術に比べてら楽なんだろうけど、やはりお腹メス入れたのでキツい。
 
ドバッと下からの出血あり。生理中みたい。
事前にネットで調べて用意してたけど、
医者からはナプキン用意してとか情報なかったんだよな〜。これは4日ほどダラダラと続きました。
 
全身麻酔後の吐き気は一瞬激しかったが、すぐ引いて大丈夫だった。気管に入れた管の跡がイガイガして、咳が…咳するとめっちゃ腹痛いしぬ。
 
昼も食べる気せず。
疲れなのかなんなのか何度も眠る。
やはり体温は高めで37.5〜38。
 
夕方に愛想のない担当産婦人科医さんが来て説明。「問題なく悪いところ取れました。切ったのはおへそと臍下5ミリが2箇所。明日退院で大丈夫です。明日私いないんで。そのまま退院で大丈夫です。」(いやー痛すぎてムリ…。)
 
看護師さんに明日退院なんて痛すぎてムリすぎる。家には話の通じない幼児もいるんですようと懇願して入院は伸ばす方向でリスケジュール。
最初の予定では3日後退院の予定だったけど経過が良好なのかなんなのか。
 
夜ご飯はいつも通り。いいの?
腹ペコだったので、わーいと思ってパクつくと、お…お腹が…お腹の内側が筋肉痛みたいのすぎる!痛すぎるて…。
あまりの痛さに思わず手から箸を落としてしまい、座っていられずなんとか横になって手足バタつかせて悶絶。お腹全体が痛いよー!
 
確かな情報ではないが切ったり内臓触ったりすると、内臓や筋肉が筋肉痛おこすとかなんとか…。
空腹だが色々痛すぎるので痛み止めと眠剤もらって就寝。